(4) 便利な使い方
シンプル請求書は、マスタに登録してあるデータをカンタンに呼び出して入力することが出来ます。
@ マスタ [マスタ]
マスタとは、よく使うデータを登録しておくブックのことです。
何度も入力するデータを、このブックに登録しておくことで、ボタンを数回押すと、
請求書にその登録データを簡単に呼び出すことができますので、よく使うデータはマスタに登録しておきましょう。
A マスタ登録の仕方
シンプル請求書の[マスタ]ボタンをクリックします すると下図のブックが開きます
のブックにはシートが3枚あり、[得意先] と [品名] [担当者] のシートがありますので、
それぞれのシートに、あなたの会社に必要なデータを登録してください。
得意先シートの項目は、[NO] [グループ] [コード] [顧客名] [フリガナ] [住所1] [住所2] [TEL] [FAX]
があります。
[NO]は、制御用として使用していますので、値の変更はしないで下さい。
[グループ]とは、請求書に呼び出すときに、このグループごとに呼び出しすることができる分類のことです。
サンプルデータとして、[IT] と [身近な取引] というグループ名を付けていますが、あなたの使いやすい
呼び名に変更して使用してください。
※ 注意 グループは必ず連続して登録してください、混在すると正しく動作しません
得意先の登録が終わりましたら、右側にセルを移動してください。データの右側にグループ名を
登録する表が出てきます。ここのグループ名もあなたの登録したグループ名に変更してください。
※ NOは計算式が入っていますので
自分で値を入れないで下さい
[品名] もおなじ仕組みになっていまので、得意先にならって登録してください。
[担当者] は、グループがありませんので、そのままシートの名前を置き換えて入力してください。
得意先の呼び出し [客呼]
マスタに登録してある得意先を呼び出す場合、[客呼]ボタンをクリックします
クリックすると、下図のダイアログボックスが表示されます
得意先の呼び出し 呼び出し方 [1]
赤丸の部分をマウスでクリックすると、マスタに登録してあるデータがすべて見ることが出来ます
※ライセンスキー登録が無い場合40件までのデータが表示される
@ 得意先を選択
A[得意先確定] ボタンをクリック B[転記]ボタンを押す
(右側のテキストボックスに顧客データが入る) これで請求書に得意先データが登録されます
得意先の呼び出し 呼び出し方 [2] コード呼び出し
@ 得意先のコードを入力する A[コード確定]ボタンを押す B[転記]ボタンを押す
この登録方法は、得意先のコードをおぼえている場合にすばやい呼出が可能となります
得意先の呼び出し 呼び出し方 [3] グループ呼び出し
グループごとに呼び出しする方法
@[グループ]を選択して入力 A[グループ確定]ボタンを押す
Bここの部分が、[グループ]で選択されたデータの一覧に置き換わるので、希望のデータをクリックする
C[得意先確定]ボタンを押して転記する
転記が完了すると下図ようになります
セル番地の変更
ここに入っているデータは転記するセルの番号です。手で値を変更することで別のセルに
データを転記することが可能です。 この値は、[環境設定]>[セル番地設定]を押すと表示されます
この値を変更すると、別のセルにデータが転記されます
※ 注意 品名は、アルファベットの値しか入れてはいけません 行の数字部分は、[品呼]ボタンの位置の番号が自動で入る
マスタに登録してある担当者を呼び出す場合、[担呼]ボタンをクリックします
クリックすると、下図のダイアログボックスが表示されます
担当者をクリック [担当者確定]ボタンを押す
[転記]ボタンを押す
これで請求書に担当者が入力されます
得意先呼出とおなじように、コード呼出も可能です
品名の呼び出し [品呼]
マスタに登録してある商品を呼び出す場合、[客呼]ボタンをクリックします
クリックすると、下図のダイアログボックスが表示されます
品名の呼び出し 呼び出し方 [1]
赤丸の部分をマウスでクリックすると、マスタに登録してあるデータがすべて見ることが出来ます
※ ライセンスキー登録が無い場合40件までのデータが表示される
@品名を選択 A[品名確定]ボタンを押す (フォーム右側にデータが入ります)
B[転記]ボタンを押すと見積書にデータが入力されます
次の行にも続けてデータを入れたい場合は、[転記]ボタンを押さずに、[連続転記]ボタンを押してください
※ 注意 [転記]ボタンを押すとフォームが閉じられて[品呼]が終わりますが、
[連続転記]はフォームは開いたままで、連続してデータの選択が可能です
@品名を選択 A品名確定ボタンを押す C連続転記ボタンを押す 続いて@の品名を再選択で繰り返し
品名の呼び出し 呼び出し方 [2] コード呼出
得意先の呼び出し方[2] とおなじやり方で 品名のコードを入れてデータの呼び出しが可能です
品名の呼び出し 呼び出し方 [3] グループ呼出
得意先の呼び出し 呼び出し方 [3] とおなじやり方で 商品のグループごとに呼び出しが可能です。
E 印鑑 [印鑑]
[印鑑]ボタンを押すことで、見積書に印鑑の
画像データを貼り付けることが出来ます
※この機能を使うには、印鑑データを
作って、指定フォルダに入れておく必要があります
マイドキュメントのシンプル請求書フォルダ
シンプル請求書を開き、セル番地ED110〜ED114のどれかにそのファイル名を
記入して、( [環境設定]ボタンを押す )右のセルに呼出名(画像名)を登録すれば
[印鑑]ボタンを押すことでその印鑑画像は使用可能になります。
サンプルとして電子ハンコを5コ登録していますので、それを消して登録してください。
画像を貼り付けたいセルをクリックして選択し、 [画像]ボタンを押すと[アクティブセルに印鑑を押しますか?]と
聞いてきますので、[はい]をクリックするとセル番地EL110〜EL114に登録してあるファイル名の
画像名が番号とともに表示されます。その番号を(1〜5)を入力するとその画像ファイルが貼り付きます。
※この画像貼り付けにはパスワードを設定することが出来ます。
F 印鑑パスワード [印鑑PW]
印鑑パスワードは、画像貼り付けをおこなうときに、パスワードを知っている人しか
印鑑画像貼り付け機能をつかえなくする機能です。
[印鑑PW]ボタンを押すと[印鑑画像貼付にパスワードを設定します]と確認がありますので、[はい]を押してください。
パスワードを設定したい画像番号(1〜5)を入力すると、画像番号の現在のパスワードを聞いてきます。
初期値は、すべての画像にパスワードは設定していませんので、なにも入力しないで[OK]を押してください。
すると[パスワードが一致しました!]とメッセージが表示されます。
つづいて画像番号の新しいパスワードを聞いてきますので、ここに新たなパスワードを入力して下さい。
(※パスワードは必ずおぼえておいてください)
これで、[印鑑]ボタンを押してパスワードの設定した画像番号が選ばれたときに、
[パスワードを入力して下さい!]とメッセージが表示され、パスワードの知らない人にその画像ファイルの
貼り付け機能を使うことが出来なくなります。
※パスワードを忘れると、再セットアップをしないと[印鑑]ボタンの機能は使えません。
○ 電子ハンコの作り方
電子ハンコの作り方は、スキャナで「ハンコが押された紙」を画像データとして取り込みます。
保存形式はビットマップ形式(BMP)で保存し、Windows標準で付いている「ペイント」を使って補正します。
(※ビットマップ(BMP)形式しかダメということはなく、ジェーペグ(JPG)でも良い)
完成したファイルをCドライブのシンプル請求XPフォルダにコピーします。シンプル請求XPを開き、
セル番地ED110〜ED114のどれかにそのファイル名を記入して、右のセルに呼出名(画像名)を登録すれば
[画像]ボタンを押すことでそのハンコは使用可能になります。
※自分で電子ハンコが作れない方は、有料で承りますので連絡ください
G 電卓 [電卓]
電卓ボタンを押すとWindows のアクセサリに
ある電卓ソフトが起動します。
確認の計算時は、本物の電卓を
使わないでもこれで出来ます